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1.悪酔い・二日酔いしにくい飲み方

口中をさっぱりさせ、悪酔いを防ぐためにも合間に水を飲みましょう。
ほどよく水を挟むと、心地よい酔いが長続きするばかりでなく、酔い覚めも爽やかです。
特にあまりお酒に強くない方は乾杯後ゆっくりと飲み始めることも長く酒席を楽しむコツです。

2.料理との相性

ワインではよく言われることですが、特に日本酒の場合も相性を考えながら飲むと面白いものです。
料理とお酒は似たもの同士は相性がよい傾向があります。
例えば、アッサリ味にはスッキリしたお酒、甘辛い味にはコクのあるお酒、
食材や調味料が熟成した旨さを楽しむ料理であれば程よく寝かせたお酒という具合に、
分かりにくい場合はまずは同じイメージのお酒を合わせるところから始めてみるのもいいでしょう。

3.飲用温度

世界でもほとんど例をみないほど広い温度帯で楽しめるのが日本酒や本格焼酎です。
同じお酒でも飲用温度によって違う味わいを楽しむことができるのは、
温度によって香味のバランスが変わったり、味覚の感じ方に違いが出たりするからです。
冷たく飲むか温かく飲むかは、酒質タイプやその場の状況で判断できるとより楽しめます。
「すっきりタイプは冷やして、どっしりタイプは温めて」がひとつの目安になるでしょう。

杜の蔵の日本酒のおすすめ温度

杜の蔵では、各商品のご紹介ページにて、おすすめの飲み方を紹介しています。
飲み方に迷った時の参考としてご利用ください。

4.お燗・お湯割りの魅力

お酒は体内に入ると体温に近い温度でアルコールの吸収が始まるようです。
それで冷たいお酒は酔いが回るのに時間がかかる一方で、
温かいお酒は早く酔いを感じることから悪酔いすると誤解されることがあります。
しかし、温かいお酒はそのぶん酔いが覚めるのも早く、
また内臓が温まり食べ物の消化もよくなるので、適量を守れば身体に優しい飲み方とも言えます。
それと、日本酒に多く含まれる有機酸は温めると旨味を感じられるようになることもポイントです。

5.酒器との関係

酒器の形状・材質・大きさ・厚さなどによって飲み手の印象が変わるのもお酒の不思議な魅力です。
視覚ももちろんですが、特に形状による違いは香りの立ち方や味の感じ方に少なからず影響します。
また、舌の部位と味覚の関係、お酒のタイプや飲み方とももちろん関係します。

6.お酒の賞味期限・保存

日本酒も本格焼酎も時間と共に香味が徐々に変化しますが、
それは品質や保存状態によって評価が異なりますし、
変化の前後で価値基準が変わるので一概に良し悪しを決めることはできません。
したがってワイン等にも表示がないように、
酒類はCOODEX(国際食品規格)でも賞味期限の表示は不要と定められているばかりか、
熟成によって品質や価値があがることも大いに期待できます。
ただし、温度や光の影響が大きいので、要冷蔵表示商品以外の酒類も冷暗所の保存がベターです。
また、開栓後は早めに飲む方が出荷時の品質に近い状態であるのは間違いありません。


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